
利便性を追求したシステムで観光を支えます
~基幹システム~
観光客の利便性を高めることで 関係各社の事業成長に貢献
開発事業二課
2020年入社
理工学部 コンピュータ応用工学科 卒業
高校時代からITの重要度や成長性を感じていたため、就職を視野に情報系学科に進学。大学在学中は、ハンドボールサークルで汗を流しつつ、プログラミングなどにも注力した。高校時代から視野に入れていたIT企業を中心に就職活動を行い、入社後は開発事業二課で観光関連の基幹システムや金融機関向けのシステムに携わる。
JRグループという確かな経営基盤のもとで 幅広い案件に関わることができる点が魅力
高校時代からIT系の職に就きたいと思い情報系学科に進学し、大学では特にプログラミング関係の講義に面白みを感じていました。就職活動の時期を迎えた際にはプログラマーかSEを志望し、IT企業に絞って活動しました。就職活動を進める中、研究室の教授から勧められたのがJRシステムです。「規模が大きく、経営基盤がしっかりしている」という理由でした。JRシステムの企業説明会に参加してみると、JRグループ向けの事業以外にも観光や物流関係など幅広く手がけていることを知りました。教授の言う通り、確かな経営基盤のもとで幅広い案件に関わることができる点に強く惹かれたため、入社を決意しました。
観光や金融関連のシステム開発など さまざまな案件に従事
入社後に配属されたのは開発事業二課で、国鉄時代から継承されている事業と、様々な業種・業態向けの事業を展開しています。私は様々な業種・業態向けのシステム開発を行うチームに所属し、観光に関する基幹システムの受託開発を行っています。この基幹システムは、国内外から年間100万人に迫る旅客が訪れる人気の高い観光スポットを対象に、スポット内の交通機関やレストランなど、それぞれが個別に運営していたシステムを統合的に管理できるシステムとなっています。配属後はシステムの利便性向上に向けて新機能の付加や既存機能の増強に従事しました。またシステムの保守や運用も経験し、同一案件でも多彩な経験を積めています。これと並行し、観光ルート内の交通機関に関わるシステムの技術検証や、金融機関向けのシステム開発にもサポートメンバーとして携わりました。就職活動中に望んでいたとおり、さまざまな案件に従事できています。
難易度の高いシステム開発をチームで乗り越え 複数の交通機関や飲食店のweb予約を可能に
入社後配属されて初めて携わった新機能を付加するプロジェクトは、難易度の高いものでした。新人の私は右も左も分かりません。そこで、上司やメンバーに質問したり資料を読み込むことで、各機能がどのような理由でなんのために必要とされているのかを理解するよう努めていました。また、リリース後に障害が出ないようシステムの品質向上にも力を入れていました。私たちのチームが取った方策が試験体制の強化です。もともと、稼働試験は社員1名で担当することになっていましたが、複数の社員が機能領域ごとに分担することにしたのです。開発を通じて機能を熟知している社員が試験も担当すれば、考えうるリスクを幅広く想定できますし、問題発生時には適切・迅速に対処できるからです。これが実を結び、最終的には安定稼働が保証された品質の高いシステムをリリースすることができました。リリース日には現地で立ち会い、新機能が搭載されたシステムの初動を見守りましたが、思いがけず観光客の方から「web予約できるようになったおかげで来やすくなった」と声をかけていただけました。これはうれしかったですね。その後、顧客企業からは実際に利用客が増えたと知らせていただけたこともあって、努力や苦労があった反面、やりがいや達成感を感じました。
基幹システムの成長を後押ししながら 顧客ニーズを的確につかむ営業を目指したい
入社直後から関わり続けてきた基幹システムに関する知識は、ずいぶん深められたと思います。当面は、このシステムの利便性や使い勝手をさらに高めていくことに貢献したいですね。また、チームリーダーを担う時期に差しかかってきましたので、これまでの上司や先輩社員への恩返しとして後輩社員に経験の場や成長の機会を適切に提供できるようなリーダーになりたいと思っています。
中長期的には営業を視野に入れています。日々、顧客と直接コミュニケーションをとるなかで解決課題を見出し、お互いがwin-winになるような提案をプロジェクトとして成立させる経験をしたいと思うからです。現在の担当業務を通じて、顧客が要望するシステムのあるべき姿を思い描ける能力を高めたり、チームを効率的に動かすノウハウを習得し、目標の実現に向けた道筋を整えていきたいと考えています。