これがMARSのメインコンピュータ!
- 出身:茨城県
- 学生時代の専攻:人間人工環境学
- 2005年入社
- 平均勤務時間:9:00〜20:00
- 趣味:ビッグバンドジャズ演奏(担当はトロンボーン)、スキー(社内のスキー部に所属)、そして仕事や部活後の生ビール!

MARS(マルス)は、みどりの窓口の予約・発券システム。他にも駅の券売機や旅行代理店、さらにはインターネットなどに繋がって、チケット予約を一手に引き受けるシステムです。取り扱うチケットも列車、レンタカー、宿泊、イベント券など多種多様。なんと1日に170万枚ものチケットを販売しているんですよ。私たちのセクションは、このMARSの開発と運用を行う何百人ものSEが所属する大所帯。この中に、例えば「運賃計算」「経路案内」「通信制御」「端末管理」・・・・といったチームが存在します。
そして、いま自分がいるのが「商品管理」。とくに団体旅行やインターネット予約、プッシュホン予約などのシステムを担当しています。一言でいえば、MARSという巨大なシステムの、ごく一部に手を加えているイメージでしょうか。とはいえ、どれ1つ欠けても困る貴重な一部なんですが。そういう訳で、各チームの綿密な連携プレーは欠かせません。
じつは入社前まで、旅にもほとんど出たことが無いほど、鉄道のことを知りませんでした。入社動機も、「社会を支えるインフラ系のシステムがどういうものか?」という興味一点。ですから入社後に苦労したことは確かです。プログラミングの知識は多少あっても、鉄道の知識は皆無。極端な話、「運賃はどうやって決まるか」などをゼロから勉強しなければなりませんでした。石の上にも3年といいますが、必要最低限の業務知識を身につけるまで、そしてMARSというブラックボックスの輪郭をおぼろげにつかむまで、正味3年近くかかりました。
なかでも新人時代で印象深かったのは、端末(みどりの窓口の予約・発券装置:社内にその試験機がある)と丸1日向き合って、先輩たちがつくったプログラムをテストした思い出。「このコマンドは何のためにあるのか?」「どういう目的でこのコードを書いたのか?」など、ノート片手に疑問を一つひとつ潰していった。ほんと、ページが真っ黒になりました。
そして3年目に入った頃、他チームとの合同ミーティング(これをワーキングと呼ぶ)に参加。これまでキチンと把握できなかった会話の流れが、まるで外国の言葉がふっと理解できた時のように、少しずつ解るようになった事に気がついたんです。この瞬間は嬉しかった。
インターネットからの予約シーン
入社5年が経過して、システムエンジニアとしての責任と業務の領域は一気に拡がっていきます。
複数のプロジェクトを抱える、でも体はひとつしかない。「あぁこれは自分のキャパシティを超えてるな」と思うこともしばしばです。そんなとき、手当たりしだいに事を進めてもダメなんですね。まずは計画――すべての案件が一覧できるチェックリストをつくり、それに優先順位をつけ、後輩や協力スタッフに割り振っていく。
顧客(JR各社)に対してもそう。例えばインターネットからの予約情報をすべて配信すれば良いかといえば、違うと思う。膨大な利用者情報の中から、これは要る? 要らない? をセグメントして提供するのがベターではないか。そんなことに気づき始めたのが「5年目」というターニングポイントだったように思います。
・・・・こうして少しずつですが業務に精通していくことが出来た今日このごろ。ある日、駅のホームに立っていたら、小学生の団体が楽しそうに遠足へ出かけていった。「あぁ自分たちのシステムがこんなところで使われているんだな」と、ちょっと嬉しくなりました。


